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65歳からはメタボ予防からフレイル予防へ。フレイルチェックしてみましょう。
フレイルとは、加齢により体力や気力が弱まり、心や体、社会的な機能が低下した状態のことを言います。長期間放っておくと要介護状態になる危険性が高くなります。健康な人であれば数日で治るような風邪も、フレイル状態ではなかなか治りません。そのまま風邪をこじらせて肺炎を発症する、体が思うように動かずベッドから転落して骨折するなど、状況をより悪化させるケースが起こることも多いのです。
特にコロナ禍の自粛生活が長引いたことで、このフレイル化が中・高齢者で進行しているようです。神戸市では、65歳を過ぎたら、メタボ予防からフレイル予防にギアチェンジをすることを奨めています。
ではフレイルを予防するにはどうすればいいのでしょうか。大きなポイントとなるのが、人との関係性です。長い間、コロナ禍で外出する機会や人と接する機会がすっかり減ってしまったという方は少なくないのでは?暖かくなってきましたので、ひとりで散歩するだけではなく、友人と散歩に出かけたり、買い物に行ったり、何か始めてみたり、電話などで会話をするなどして、人と積極的に関わることで、日々の活動量を上げるようにしましょう。
パソコン教室はじめの一歩で学んでおられるシニアの皆さまは、しっかりフレイル予防になっておられるのではないでしょうか。教室とご自宅の往復を徒歩にされ、毎日1万歩を習慣にしている方もおられ、もちろんフレイルのご様子はまったくありません。 神戸市のフレイル予防のパンフレットはこちらです。ぜひご覧ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a46210/kenko/fukushi/carenet/kaigoyobou_panda/hureiru_pink.html